2011年3月13日日曜日

【SHOP】休業につきまして

現在、先日の東北地方太平洋沖地震により、発送業務に影響が出ております。
当店が利用しておりますクロネコヤマト便の配送状況はこちらで確認していただけます。

当店では一般のお客様向けのScrapfunと講師の方向けのScrapfundeuxの2店舗を営業しておりますが、こまめにクロネコヤマトさんと連絡を取り、発送可能な状況になり次第お送りしていきます。
配送には通常よりもかなりお時間がかかる見込みです。
みなさまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。

昨日MMEの新作を発売する予定で、DTさんのブログでもお知らせをしていましたが、現在発売を延期しています。日程が決まり次第、こちらのブログ、メルマガでお知らせしますので、ご確認ください。

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当店のある栃木県南部も震度6強の揺れがありました。
ちょうど和室にいたのですが、何も倒れてくる物のないところだったので、じっと座りながらいろいろな物が落ちるのを見ていました。
揺れは2,3分続いたと思います。早く収まって!と何度も祈っていました。

子どもたちの安否が心配だったので、震える手を押さえながらかばんに携帯と貴重品を詰め、車で小学校へ行きました。
すでに子どもたちはグランドに避難していましたが、うちの子の学年はちょうど体育の時間だったため、半袖短パンの子も多く、寒さでがたがたと震えていました。

近くにいたお母さんたちと相談して、手分けして校内に入り、手当たりしだいに子どもたちのコートをつかんで外に出ました。校内にいる間も一度余震があり、気持ちはかなり焦っていましたが、大量のコートを持っているので足元もおぼつかず・・どうやって階段を下りて外に出たかあまり覚えていません。

グランドに戻ると子どもたちから「ヒーローだ!」の声が。泣いていた子も笑いだし、あたたかくなってホッとしている子どもたちの顔を見て、私たちも少し気持ちが落ち着きました。

その後、親が来ている子は連れて帰っても良いことになり、次女を連れて長女の中学校へ。
さすが中学生は、きちんと制服の上にコートを着て、鞄を持って、グランドに集まっていました。
長女を乗せた後、近所の方のご主人の安否を確認するため、車でご主人の勤務先へ行き、確認が取れたので家に戻りました。

我が家の夫は横浜にいましたが、JRがまったく開通のめどが立たず、いつ帰宅できるかわからない、と聞き、子どもと3人でがんばらなきゃ!と覚悟を決めました。

家の中は落ちてきたガラスケースのおひなさまやワインなどで、かなり散乱していました。
すでにその時点で16時を過ぎていましたが、余震もずっと続いていたので、子どもたちと一緒に急いで家じゅうの片づけを開始。
暗くなる前に何とか片付けて、2階からリビングに布団を下ろしてきました。

水道は使えたのですが、ガス、電機は使えなかったので、電気ジャーに入っていたかすかに暖かいご飯をおにぎりにして食べました。
大きな余震が続いていたのと部屋の中が寒かったので、車に避難。
深夜0時を過ぎてようやく少し落ち着いてきたので、自宅に入り、リビングに敷いた布団の中で過ごしました。

15時半ごろからまた揺れが激しくなり、携帯で確認すると、震源地が長野県北部の情報が。
栃木は東北と長野の間にあるので、今後はどこで地震が発生してもおかしくないかも・・と思うと不安になり、それからは揺れるたびに携帯でyahooの地震情報をチェックしていました。

5時を過ぎて外が明るくなってきたのでカーテンを開けてみると、街灯がついていたので、もしかして!と思い、スイッチを入れてみると電気がつきました。ようやく電気がつながり、ほっと一息でした。

とにかく食べるものを確保したかったので、近くのコンビニに行き、日持ちのするものを購入し、ガソリンも満タンにしました。
ガソリンは早くに並んだのでほとんど待つこともなく、満タンにもしてもらえましたが、お昼過ぎからの人は制限されていたそうです。スーパーも夕方にはほとんど売り切れの状態になっていたようです。

午後からはゆうちょのATMを確認に。通常通り動いていましたが、出金用の1万円札が不足していたため、すべて1000円で下ろすしかなく、数回に分けて下ろしてきました。

帰り道に寄ったスーパーでは、生鮮食品を買うことができました。なかったのは、豆腐、納豆、インスタントラーメン。豆腐などは工場が製造をできないからのようでした。
その後行ったドラッグストアーでも買うことができて、こんな災害時でも通常営業をしてくださるお店の人に感謝!でした。

夕方17時を過ぎてようやく夫が帰宅。
ちょうど横浜に車を修理に出していたので、それに乗って、高速でつながっているところを選びながら、7時間かけて帰ってきました。

夫が帰ってきて、ようやくほっとすることができました。

どこのお店が空いているかとか、インフラの整備状況などは、とちぎテレビというローカルの番組がとても役に立ちました。
また、mixiでマイミクのお友達が情報をどんどん発信してくれたので、その情報がとてもありがたかったです。
たくさんの応援のメッセージも書き込んでくれたし、安否も確認できて、本当にmixiに助けられました。

今日は朝から散乱している商品の仕分けをしています。
少し折れたりしていますが、全体的にはそれほどダメージを受けていなくてよかったです。

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ScrapfunのDTさんの中で一番被害にあわれていて心配なのはmoryさんです。
岩手県北上市にお住まいで、自宅が住める状態ではないので、会社のオフィスで過ごしていると聞きました。
キャンプ用品が役に立っていて、これから飯ごうでご飯を炊きます、とmixiに書き込んでくれました。
外は雪が降っています、の言葉に、寒さの中、懸命に過ごされている姿が浮かんできて、せつなくなります。

たいぞーくんもまだ小さいし、体調を崩していないか、とても心配です。

何か送ってあげたい、助けに行ってあげたい、と思うのですが、何もできない自分がはがゆいです。

ぜひ彼女へ、そして、現地で被災されているみなさまへのメッセージをお寄せください。

こちらへコメントを残していただいてもOKですし、nannanmark@yahoo.co.jpへメールしていただいてもOKです。
元気を出して!という言葉をかけてあげることしかできないのですが、それが彼女を元気づける力になってくれたら、と思っています。

6 件のコメント:

  1. nannanさん、地震が起こる数時間前にサンプルの締め切りがあって、blogに告知・・でしたもんね。
    私はまったく地震に気づかずにいたのですが、テレビがすぐに速報に変わりびっくりしました。
    一体何が起こったのか、そして、これから何が起こるのか・・すごく不安な時間だったでしょう・・
    私は今の私にできる事をやります。
    そして、moryさん、被災された方々の一日も早く元の生活に戻れますように・・ただがんばってとしか言えない自分ですが、応援しています。

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  2. takakoさん

    ちょうどパソコンに向かっていて、かおさんとmoryさんのサンプルをショップの商品欄にアップしている最中でした。
    ぽかぽか陽気の中、素敵なサンプルを見て、ほんわかした気持ちになっていたのが一転してしまい、信じられないような時間でした。

    本当に今の私にできることをやる、ですね。
    必要とされている方に少しでもこたえられるように、耳をすましていたいと思っています。

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  3. 私もちょうどサンプルの写真を撮ってブログに発売のお知らせをUPして。。。なんてしている時間帯でした。大きく揺れたのでこわくて縁側から外に出ました。なかなか大きなゆれが収まらなかったので最悪の事態を覚悟して、保育園にいる子供たちをどうやって迎えにいこう。。なんてオロオロしてしまいました。

    テレビで震源地を確認したとき真っ先にmoryさんが頭に浮かびました。小さい子を連れての避難生活は本当に本当に大変だと思います。。。胸が締め付けられる思いです。。。。

    私の住んでいる付近ではそれほど大きな被害はないようですが、同じ県内でも大きな火災が起こっていたりするところもあり、この辺りもいつ何が起こってもおかしくない状況だと思います。ひとまずご飯を炊いてお風呂にお湯を張って、バッグにタオルや飲み水、上着、靴などを入れて枕元においてあります。

    子供たちは保育園で地震に合い、怖くて震えていたと保育士さんから聞きました。その日の夜は何度も泣いて起きてきて、「ママいる?」と私がそばにいるのを確認していました。物的な面が復活したとしても精神的な面のフォローが必要になるのも震災の怖さだと痛感しました。

    これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。私もmixiでの情報や友人とのやりとりがとても心強かったです。

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  4. nannanさん、怪我などないようで良かったです。
    私の住む大阪でも震度3ぐらいの揺れを感じ、それだけでもとても不安でした。
    震度6、7の揺れなど想像もつきませんが、とても恐ろしかったことと思います。
    moryさんをはじめ、東北地方にお住まいの皆さま、大きな被害とその後の避難生活のご苦労を思うと何と言葉をお掛けしたらいいのかも分かりませんが、日本中の人が心配し、何か出来ることはないかと考えています。
    今より悪くなることはない、と気を強く持っていてください。
    皆様の健康と一日も早い復興を心より祈っています。

    こばきょん

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  5. かおさん

    同じ怖さを感じていたんですね。
    一番弱い子どもたちのことを真っ先に考えてしまいますよね。
    うちの下の子も私に心配をかけないようにと、見えないところでこっそり涙をぬぐっていました。

    また余震があるかも、と覚悟をして、かおさんと同じことを私もしています。

    気を強く持って過ごしましょうね。

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  6. こばきょんさん

    ありがとうございます。
    震度5以上の揺れを感じたことがなかったので、何が起こっているのか最初はわからなくて。どんどん強く激しくなっていったので、はやく止まってほしい、とそれだけでした。

    日本中の人が被害地域の方のことを自分のことのように感じていると思います。
    今より悪くなることはない。本当にその通りですね。

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